【映画】『Mr.インクレディブル』をレビューしました!

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はじめは子供向けアニメ…と思って嫌煙していたのですが、いざ実際に見てみたら面白く(全体的にスピード感があり/単調でなく)、大人でも十二分に楽しめる作品でした。家庭での悩み、親子関係での悩み、学校での悩み、社会での悩みなどがしっかりとリアルに描かれていながら、見ていてきわめて痛快・爽快感も得られて気持ちがいい! エンターテイメントでありながらメッセージ性も盛り込まれている、このバランス感覚が非常に素晴らしい作品ですね。キャラクターも(一見すると、従来型のヒーローものに出てくるありがちな感じですが…そうじゃない!!)個性的ですし、ひとりひとり“深み”がある!! なお、お気に入りは、ヴァイオレットですね。彼女の成長・変化は見ていて共感でき…好きです。

 

スーパーパワーを持つ一家、という魅力的な設定が存分に活かされた傑作だと思います。家族でお揃いのヒーロースーツ、というのがまず面白いです。アクションシーンも迫力があり、見応え十分です!お父さんが家族を守りつつ、最終的には家族が一致して敵を倒すシーンが大好きです。それぞれのキャラクターに個性があってすきなのですが、個人的に友人のフロゾンが好きでした。敵であるシンドロームの過去も語られ、過去へと広がりを見せるストーリーも面白いと思いました。最後の最後でスーパーパワーを覗かせるジャック=ジャック・パーの驚異の能力も笑いを誘うシーンでした。観終わったあとに爽やかな気分にさせてくれる、素敵な作品だと思います。

 

映画Mr.インクレディブルはすごく面白かったです。インクレディブルファミリーの長男のダッシュが可愛くて、生意気でなんでも興味津々なお年頃でたくさん失敗しちゃうけど、家族思いでお姉ちゃんが敵にやられそうになった時には、自分の身を犠牲にして助けに行く可愛いけどかっこいいダッシュが好きになりました。調子に乗って最初はうまくいっても最後は罠にかかってしまったりする事もあるけど可愛くて憎めないキャラです。
この一家は全員特殊能力を持ってるすごい家族で、みんなそれぞれ個性的な能力が面白かったです。まだ赤ちゃんの次男ジャックが最後の最後に凄い能力を発揮して、実は一家の中でジャックが最強なんじゃないかと思ってます。

 

スーパーヒーロー同士で結婚して当然子どもも全員スーパーパワーを持っているというすごい一家。一般人とスーパーヒーローの間で揺れ動くそれぞれなのですが、特にMr.インクレディブルのボブは失業という不運から巻き戻しに拍車がかかってしまいます。でも、結局最終的には家族を危険に巻き込むことになってしまうわけですが、そこからジャックジャック以外の家族は自分の能力について見つめ直すことになったと思われます。家族内のスーパーパワーの私の独断ランキングとしては、長女ヴァイオレットのシールドパワーがナンバーワンにランクインしてます。透明なベールに包まれたセーフティーゾーンにインしてみたいと思ってしまうのです。家族3人で行方不明のインクレディブルを探すシーンで海上での3人のパワーを駆使した超高速移動は見ものでした。ストーカーを倒し一家に平和が戻りますが新たに赤ちゃんジャックジャックがパワーに目覚めたのは「これからかな?」と先が見たいという気持ちにさせられ、それがきっかけでずっと2作目を心待ちにしていたものです。

 

ミスターインクレディブルはかなり異色なヒーローものです。なぜならこの作品は最終的に勝たなければいけないものがラスボスのシンドロームではなく、世間からのヒーローに対する偏見であるからです。というのもミスターインクレディブルの世界ではヒーローは規制の対象であり、すごい能力があったとしてもそれを隠さないと一般的な社会に馴染めません。そのためヒーローは世間から姿を消しました。しかし主人公のボブはまたヒーローとして活躍したいと願います。このような背景があるためただ単に敵から街を守ったという描写だけでは不十分であるため、ヒーローが世間から認められる様子が描かれている。ヒーローものでこのような視点から描かれているのは唯一無二ではないだろうか。

 

Mr. インクレディブルは熱狂的ファンであったバディ少年の役に立ちたい相棒になりたいという想いを邪魔だからと話を聞こうともしなかった結果とんでもないシンドロームという怪物に変身させてしまいました。バディ少年の逆恨みなんですが、大好きと大嫌いは紙一重なんだなと思いました。その反動は大きく計り知れないものでシンドロームは自分で開発した戦闘をすればする程強くなるAi搭載の殺人ロボットでMr. インクレディブルに復讐を果たそうという考えに至ってしまいます。そうなってしまった責任の一端はMr. インクレディブルにもあると思います。彼は自分の力をおごるあまり人の意見を軽視しがちで自分の行動は常に正しいと考えていたふしがあり、精神的に未熟だったと言わざるを得ないです。最後の戦闘シーンで家族や仲間の事を想いお互い助け合う大切さを学んだ彼は人間的に一回り大きく成長したと感じました。しかしシンドロームを助ける事が出来なかったのは残念に思いました。

 

Mr.インクレディブルはピクサーが制作したすごく面白く素晴らしい映画の一つだと思います。面白いと言っても、何回も大声で笑うほど面白いということではありませんが、丁度くらいのい面白さのジョークが含まれていると感じました。また、この映画にはMr.インクレディブルやその子供など可愛くて魅力のあるキャラクターがいっぱい登場しているところがいいです。Mr.インクレディブルの家族が陽気で面白いところが好きです。特に僕はアクション映画が好きなので、この映画のアクションシーンが意外とたくさんあり、映画を見ている人をワクワクさせることができるのがMr.インクレディブルの一つの強みだと思います。しかし、この映画は子供向けなのに、銃を使用したりする暴力的なシーン意外と多く、子供には悪影響を与える可能性もあるので、子供に見せようと思っている親は気をつけた方がいいかもしれません。

 

今思うとすごいキャスティングがなされている映画です。
Mrインクレディブル役を三浦友和さん、お母さん役は黒木瞳さんです。
この二人の娘役も綾瀬はるかさんが担当しているので、思わずおお!と思ってしまいます。
これがドラマだったら、かなり豪華キャストですよね。
物語としても、昔はかっこよかったヒーローも必要とされなくなった今、普通のおじさんという設定なので、最初はかなりイケていないどこにでもいるお父さんっていう感じです。
それが、物語を通してどんどんイケているお父さんに変身。
しかも家族も自分たちの能力をひた隠しにして過ごしていたので、前半と後半ではまったく印象の違う感じになっています。
特にお姉ちゃんは、前髪で表情を隠している暗めの女の子という感じでしたが、後半では明るく元気な女の子になっています。
この変化がすごいので、注目してみてもらいたい映画です。

 

救助活動による弊害によってスーパーヒーローの活動が制限され、スーパーヒーローが引退した後の世界というのが面白いです。特に、力を隠そうとして臆病になってしまったお姉ちゃんのヴァイオレットと、反対に力を見せびらかしたい弟のダッシュがかわいくて、この2人の心の変化も見所でした。ボブの旧友のデザイナーであるエドナがヒーローのスーツを開発する場面も面白かったです。エドナがボブの家族の一員のように、家族みんなの相談役になって助けてくれる姿は友達として信頼できる仲間がいると見ているこっちも安心してしまいました。インクレディブル一家が普段隠していた力を発揮して、ジャック=ジャックが覚醒するシーンなどもすべて含めてスカッとできる映画でした。

 

私は『Mr.インクレディブル』が子供向け要素の少ない内容だと思いました。例えばスーパーヒーロー家族が社会の陰で活躍する場面などがそうです。普通なら皆から称賛されて有名になるのがスーパーヒーローです。
そういう普通のヒーロー像を感じさせないのが映画の魅力でした。特にアニメチックな映像と社会的なテーマの共存が素晴らしいと思いました。これは子供に対して作られた映画ではないと感じます。
またヒーローが禁止されている設定も見事に活かされる映画でした。そういう社会で悪者が出たら誰が解決するのかという疑問もあります。
しかし『Mr.インクレディブル』はボブとその家族が力を合わせて復活します。その解放されたスーパーヒーローの力と脈動感が印象に残っています。