【映画】『レミーのおいしいレストラン』をレビューしました!

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料理や食事に関する映画が大好きで、タイトルに惹かれてこの映画を観ました。
嗅覚が異常に優れていて食べることに興味のあるネズミと、料理が苦手で不器用な青年との奇跡的な出会い。二人の出会いが、青年の仕事場であるレストランの運命を大きく変えることになります。
一番好きなシーンは、辛口で有名な評論家がレストランにやってきて、彼のために作られた一皿を味わうところ。幼い頃に母親が作ってくれた料理の味を思い出し、評論のためにメモすることも忘れて全身で皿に向き合う姿を見ていると、料理の持つ大きな力を感じずにはいられません。
どのお料理もとても美味しそうで、食い入るように画面を見つめてしまうことうけあいです。ぜひお腹を空かせてから観てみてください。

 

ネズミのレミーが有名なシェフグストーに憧れ、見習いシェフのリングイニの髪を引っ張り操作して料理するというストーリーが今まであまり見た事がなくて斬新でした。レミーもリングイニも生い立ちはあまり幸せなものではありませんが、これがチャンスとばかりに一生懸命料理しています。そのひたむきさも感じられて良かったです。また、料理する時は基本的にレミーから見た視線なので臨場感が他と比べて圧倒的にありました。フランスが舞台モチーフでキャラクターや雰囲気は落ち着いたものでしたが、その分料理のシーンが華やかで豪華に見えました。ストーリーもネズミが料理するという点以外は意外とシンプルなので、物語が分かり易かったです。アニメではありますが、大人が見ても見ごたえのある映画でした。

 

とても可愛いネズミのレミーは見ているだけで癒されます。そのレミーが一流シェフよりも味覚、臭覚にたけていて料理が神レベル、こんなアニメーションを作ったピクサーに大感謝です。現実には有り得ないストーリーですが、レミーや仲間、情景の描写が素晴らしく映画の中に引き込まれ、いつの間にか自分も映画の中に入っているような錯覚さえ感じます。そして自分もレミーのレストランの常連になりたいとリアルに思ってしまうのです。とても大好きなシーンは幾つかありますが、中でも一番ほろりと来たのは、リングイニがレミーの存在をキッチン仲間に話す場面です。殆どの人に理解してもらえない事は分かっていながらレミーの為に真実を話したリングイニに感動しました。それは勿論レミーにも伝わり、リングイニとレミーの絆は更に深まります。コレットは料理界に少ない女性料理家、自分もここまでくるのに苦労をした経験からレミーの事を認める事が出来たのだと思います。そして料理評論家のイーゴは頭が固そうに見えながらどんなものも色眼鏡で見ない、とても素敵な人だと思いました。彼がレミーのレストランの常連になり、美味しそうに料理を食べているシーンはとても微笑ましく何度見ても心が温まります。私の中では間違いなく歴代アニメーション1位の素晴らしい作品です。

 

誰だって、どんな夢を叶える権利があるということを思い知らせてくれる映画だなと思いました。
他のネズミよりも鼻が利き、確かな味覚も持っているレミーが主役です。
最初はネズミが主役の映画って、あんまりおもしろそうではないなと思ったことと、レミーはそんなに可愛くないと思っていました。
でも、どんどん物語が進むうちに、レミーが可愛く見えてきましたし、何より頑張って働く姿に心打たれました。
働くと言っても、人間の体を操るので、自分自身ではないのですけどね。
でもうまく操って、評価を高めていきます。
ただ、操られる側の人間も調子に乗って行ってしまうのですが…。
やりたいと思ったことにきちんと向き合うことの難しさとか、成し遂げることの難しさのようなものを感じる作品でした。

 

食べ物とシェフを描いた、ディズニーには珍しいアニメ映画です。個人的には「リメンバー・ミー」と同じようなカテゴリの映画(実は親子であるという点が共通)で、ハラハラドキドキしながらも最後は大団円で終わる、大人から子供まで楽しく見れる映画だと思います。けれどいまいち知名度が低く、見たことがあるという人も少ないのが非常に残念です。食べ物の描き方がかなりリアルで、アニメなので「食べたい…!」とまではいきませんが、空腹時に見るとお腹が減って、つらい映画になると思います。色々なシーンで料理が登場して、どれもすごくおいしそうです。「レストランにネズミはタブー」という常識で話が進んでいくのですが、アニメでもあり、またディズニー=ミッキーの印象もあり、ラストまでいってもあまり現実感がなかったことだけが残念でした。けれどストーリーは良くできていて、安心して最後まで楽しく見ることができます。もっと知名度が出て、いい評価を受けてもいい作品だと思います。

 

ヒューマンドラマという表現を使うなら主役は人間じゃなきゃいけないのだけれど「主役がネズミ、マウスじゃだめですか?」と机を叩いて主張したくなるのはレミーの美味しいレストランのジャンルを選ぶなら私がヒューマンドラマにしたいからです。しかも、その主役を人間のリングイニではなくねずみのレミーにしないと話にならないのです。もちろん私の中の話ですよ。レミーは天才的な鼻の持ち主でネズミ界では毒見担当で才を発揮していたのですが決して満足していなかったのです。そして偶然からまさに目指すところのグストーのレストランに行きつくのです。そこで料理の出来ない青年リングイニと出会い人間との友情ドラマを展開します。また料理人としての才を振るうことになるのですが、嫉妬、親からの真の巣立ち、ネズミ界での友情などネズミと人間お狭間で揺れ動くレミーの感情のムーブメントに右に左に上に下に心を揺り動かされていしまうのがこの映画のスゴイ所です。そしてレミーとリングイニが作る料理の美味しい臭いはちゃんと映像だけで鼻に伝わって来ますが、これもネズミのヒューマンドラマの同時進行があってのことなのです。コレットのパクッ、スキナーのパクッ、イーゴのパクッ。その驚きの表情に簡単に引き込まれた理由は、リトルシェフレミーの存在があったに違いないのです。

 

料理をするネズミ、レミーもかわいくて大好きなキャラクターでしたが、落ちこぼれリングイニのお調子者なキャラも愛らしくてとても気に入っています。レミーが料理をするシーンは本当にシェフが作っているみたいで、特にスープの味付けでいろんなスパイスを加えているところなどは見ていて美味しい匂いが漂ってくるようでした。リングイニの髪を引っ張り、料理していくアイディアも面白くて、料理長にばれるんじゃないかとヒヤヒヤしながら楽しめました。なかでもイーゴのエピソードが好きで、あの堅っくるしいイーゴが、レミーの作ったラタトゥイユを食べて、子供時代に食べた思い出のお母さんの味を噛みしめているシーンが感動的でした。最後の隠れ家的なレストランも実際にあったらいいなと思ってしまいました。

 

シェフの見習いであるリングイニと、プロのシェフ顔負けの「ネズミ」であるレミー。
パリにあるレストラン、グストーで織りなす物語。
レストランにネズミはご法度である。見つかれば、みんな発狂して追い出しますが、そんなレミーに救われたのが
リングイニ。料理の腕がまだまだ未熟で、ある日スープを台無しにしてしまってピンチなところを、レミーがリングいにの髪の毛を操作してレシピを変えたことで、むしろ客から評判になったのである。
リングイニはまだ見習いで、腕もなく地位も低いし、おどおどしていて気が小さく、見ていて不安になる弱者。
それにネズミであるレミーは、人間の世界でシェフにはなれない弱者。この二人がタッグを組むことで物語は変わっていくのが面白いです。

 

レストラン「グストー」に見習いとしてやってきたリングイニが、スープを台無しにしてしまったときに、レミーが楽しそうにスープを作り直すシーンが、とても愉快で大好きです。小さな体でちょこまかと手際よく動いている姿がとても可愛いです。人間のリングイニが、ネズミのレミーに操作されて料理をするシーンも、楽しくてずっと観ていたいシーンです。また、初めはリングイニの厳しい教育係というポジションだったコレットとのリングイニの恋模様も、ディズニー作品らしい愛の形で心が温まりました。レミーたちねずみが料理をしていることを受け入れられなかったコレットですが、最後にはレミーとリングイニと新しいお店をオープンするという幸せな結末を迎えて、見終わった後、すごくほっこりする映画でした。

 

ピクサーアニメのなかで一番好きなのがコレ!
まずストーリー展開が面白くスピード感があり、映像のテンポの良さも「◎」。何といっても(ネズミという小さな生き物が主人公なわけですが…)画面に迫力があるのが魅力だと思います(レミーがレストランの中で見つかり追いかけられるシーンでは、あの『ニキータ』を思い出したほど)!
CGは粗めながら、すべてのキャラクターが生き生きとしていて、気持ちよく見られる作品(作品中に出てくるお料理が、これまた美味しそう
で…、みていると何か作りたくもなってきます)。
心も温まりますから、子供だけでなく、大人にもオススメ!!
なお、この作品にもピクサー映画ならではの仕掛けが満載。他の作品のキャラクターがちらっと出てくるなどしているので、それらを探すのも一興です!